お腹がすいている時に、やたら勃起してしまう・・・
空腹時は、勃起が研ぎ澄まされているように思える・・・
命の危険に晒された時に、生殖本能が異常に機能する
といったようなことを、聞いたことがある方は多いと思います。
まず、これに関してはおそらく”若い時限定”だと言えます。
基本的に、空腹(栄養が足りない)時というのは
力が出ない
勃起力が弱まる
と考えましょう。
もちろん、極端な場合です。
ある程度のいい感じであれば、空腹はボッキ力にプラスに働きます。
また勃起の強度だけでなく、その先の快楽にも影響することもあります。
やや複雑でデリケートな問題なので、少し掘り進めてみましょう。
目次
空腹程度では命に影響が出ない時代
”ヤバい時”というのは、勃起力が強まることもあります。
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同じように、”空腹によって勃起力が増す”ということもあるかもしれません。
が、おそらく大した影響はないと考えます。
生物の目的とは、
・子孫を残すこと
・できるだけ長く生きること
突き詰めれば、この2つになります。
命に危険がある場合において、「子孫を残しとかないと!」と体が変化したり、生命力を原動力とした説明できないパワーが発生する可能性もあります。
しかし”現代の空腹”に関しては、正直言って大したことがないことが現実です。
満たそうと思えば満たせる、という状況です。
「空腹イコール命の危機」には、ならない時代です。
空腹程度では、生命の危機としては”たかがしている”のです。
そもそも現代の日本において、命の危険というのはなかなか訪れないものです。
「いい時代になった」と言える反面、根本的な勃起力が失われているのも確かかもしれません。
ちゃんと勃起したいなら”食べ過ぎない程度の食事”を意識しよう
エネルギーが足りなくても勃起することができるのは、若く・余力があり・テストステロンがみなぎっている時期だけです。
”お腹がすているおっさん”は、何か食べないと勃起どころではなくなるはずです。
当たり前のことですが、「食事しながらセックス」の方が満足度は高いです。
一方で、”食べ過ぎ”には注意しましょう。
食べ過ぎることは、確かに勃起を邪魔する可能性があります。
お腹がすいている時の方が脳の回転が速くなる
というのは、事実です。
というよりも、食べ過ぎることで頭の回転が”鈍く”なるのです。
食事をすることによって、消化するために「胃」に血液が集まります。
それによって、「脳みそ」の血流が鈍化すると考えられます。
同じことが、脳ではなく「陰茎」にも起こる可能性は否定できません。
”満腹時”という状況が、勃起しづらいことは経験ある人も多いはずです。
「大切な予定」があるのであれば、少なくとも90分前には食事を済ませておきましょう。
”感度”は上がるかもしれないが
ただし”気持ちよさ”に関しては、少し上がるかもしれません。
確かに、空腹時は神経が研ぎ澄まされる(敏感)になる傾向があります。
だからと言って、過度にお腹がすている状態では、そもそも”集中”できないと思います。
「お腹がすいたなー」という気持ちは、せっかくの楽しい時間を邪魔するはずです。
そもそも、食欲と性欲を競合させる必要はありません。
”腹八分目”とは、勃起にもメリットがある習慣です。
いつ、何が起こるか分かりません。
「異常者」を参考にしない
今回の空腹のお話だけでなく、”特別な例”というのは参考にしないことが賢明です。
性欲や勃起力に関しては、たまに”異常な人”がいます。
”飲まず食わずでヤり続ける”という人もいるかもしれません。
そういった人を、参考にしてはいけません。
そもそも、そういった異常者に関しても”基本的に若い時だけ”です。
そういった人に限って、最終的には「実はバイアグラに頼っている」ことも多いです。
長期的に見れば、健康的な習慣の方が大切なことと言えるでしょう。